『グアムの朝刊』2025.5.11 この法案は、里親制度における子どもたちと家族に保護を提供するもの
2025年5月11日 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

上院議員シェリー・V・カルボによって提案された法案は、里親の子どもたちの権利を法制化し、安全な住居、適切な教育へのアクセス、そして差別や虐待からの保護を保証するもの。「法案139-38」、すなわち「2025年 里親の権利法案(Foster Care Bill of Rights Act of 2025)」は、里親の子どもたちと彼らを支える家庭の安全、尊厳、福祉を確保することを目的としている。
カルボ議員は法案発表のプレスリリースで次のように述べた。
「すべての子どもが、その環境に関係なく、安全で愛情に満ちた環境で育つ権利を持っています。この法案は、里親の子どもたちの権利を確認すると同時に、安定した愛情深い家庭を提供するために必要な資源と保護を里親に与えるものです。これらの権利を法律として明文化することは、将来にわたり里親制度を改善するための重要な一歩です。」
この法案はまた、「里親の権利章典(Foster Parents’ Bill of Rights)」を正式に制定し、脆弱な子どもたちに安定を提供し、彼らのニーズを代弁する上で重要な役割を果たす里親の存在を認める内容となっている。児童福祉委員会の委員長も務めるカルボ議員は、この法案の迅速な審議を約束しており、速やかに委員会に付託され、公開での審議が行われる予定。
この法案には以下の上院議員が共同提案者として名を連ねている:
- テレーズ・M・テララジェ
- ウィリアム・A・パーキンソン
- V・アンソニー・アダ
- ヴィンセント・A・V・ボルハ
- サブリナ・サラス・マタネーン
- ジョー・S・サン・アグスティン
- ティナ・ローズ・ムニャ・バーンズ
- サビナ・フローレス・ペレス
Happy Mother's Day
里親に関する明文化された法案がいままでなかったのでしょうか。それとも以前のものがアップデートされたものなのでしょうか。よくわかりませんが、どのような内容なのか興味のあるところです。グアムは里親や養子に寛容な風土が根付いています。そして子供達を社会で育てるというようなムードもあります。このような感覚は日本では希薄なため、大きな違いかもしれませんね。
今日は母の日、世の中のすべての人が、生まれながらにして無条件の愛を受ける権利を持っています。その中でも、母の愛は特別で、言葉を超えた温もりと安心を与えてくれる存在です。誰かに愛され、大切にされているという実感は、人の心を支え、生きる力となります。誰もがそのような安堵と幸福を感じながら人生を歩んでほしいと願わずにはいられません。悲しみや孤独に覆われた心にも、母のような無償の愛がそっと差し込むことで、再び希望の光が灯るのです。世界の隅々にまでその優しさが届き、すべての人の心が癒され、満たされていく。そんな穏やかで温かな世界の実現を、私は心から願います。母の愛のような普遍的な愛が、国や文化を越えて人々を包み込み、互いを思いやる心が広がっていくことを.......。