『グアムの朝刊』2025.6.27 ウェスティン・リゾート・グアムが売却へ

2025年6月27日 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

グアム・タモンにある「ザ・ウェスティン・リゾート・グアム」が、過去10年足らずで2度目の売却に出されることになった。売却の仲介を担当するのは、コリアーズ・インターナショナル・グループ社(Colliers International Group Inc.)。コリアーズは水曜日にこの売却を発表し、関心のある全てからの問い合わせや手続きを管理すると述べた。

ザ・ウェスティン・リゾート・グアムはタモン湾に面したビーチフロントのこのホテルは、地上21階建て、客室数424室を誇り、グアムでも特に人気のあるホテルの一つ。売却価格の設定はまだされていませんが、ホテル専門誌「Hotels Magazine」によると、2016年にはレオパレスグアム社(LeoPalace Guam Corp.)が、パイオニア・ホールディングス社(Pioneer Holdings Corp.)およびヘビチ・ホスピタリティ・グアム(Haevichi Hospitality Guam)に対して、1億2,500万ドルで売却したと報じられている。パイオニア・ホールディングスは、ソウルを拠点とするIGISアセットマネジメントが運用する不動産プライベートエクイティファンド。

今回の売却では、IGISアセットマネジメントに代わり、コリアーズがマーケティングを担当し、ホテルの詳細を自社ウェブサイトや「Hotels Magazine」とのインタビューを通じて公表した。コリアーズは「2025年初頭、ウェスティン・リゾート・グアムの稼働率は81%と非常に高く、平均客室単価(ADR)は206.25ドルを記録。これはCOVID以前の業績を上回るもので、市場の回復力を示しており、2017年および2019年にはおよそ3,760万ドルの過去最高売上を達成。2025年の営業純利益(NOI)は580万ドルと予測されています」と述べている。今回のマーケティングキャンペーンは、同社ハワイオフィスに拠点を置くマーク・ブラットン氏(Mark Bratton)が主導。


ホテルもゴルフ場も
日系企業が台頭していた
数十年前が懐かしい

この夏は昨年より渡航者は増え、若干賑わいが戻ってきそうな予想ですが、コロナ禍以前にはまだ程遠い状況です。現在のマーケットの状況を精査して、新しいグアムのイメージを発信していきたいですね。

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