『グアムの朝刊』2025.6.6ミクロネシアモールとニッコーホテルへの爆破予告を受け、グアム警察が安全確認を発表

2025年6月6日 Pacific Daily Newsより抜粋、要約

グアム警察（GPD）は木曜深夜、ミクロネシアモール内のペイレス・スーパーマーケットおよびフードコート、さらにニッコーホテルグアムに対する爆破予告について、「安全が確認された（オールクリア）」と発表した。

警察が「オールクリア」を出したのは午後10時30分頃で、これは最初に爆破予告の調査を発表してからおよそ2時間後のこと。警察は以前、影響を受けた事業者と連携し、来店客や地域社会の安全確保に努めていると述べた。

GPO（グアム・プレミア・アウトレット）で発生した銃撃事件で、
容疑者が「私が撃ちました」と自白。
被害者は10発の銃弾を受け、死亡が確認された。

2025年6月5日 The Guam Daily Postより抜粋、要約

火曜日の夜にグアム・プレミア・アウトレットで発生した銃撃事件に関連して逮捕された男性が、水曜日にグアム高等裁判所で第1級の重罪である加重殺人罪、および第2級の重罪である加重暴行罪（致死性のある武器を使用した特別加重付き）で起訴されました。容疑者の名前はグレゴリー・ロメロで、被害者のケオ・リース・クルーズ・タイアナオを10発撃ったとされている。

事件は火曜日午後10時ごろ、グアム・プレミア・アウトレットのロス・ドレス・フォー・レスの駐車場で発生。検察書類によると、匿名の通報者が4発の銃声を聞いたと通報し、現場に到着した警察官は、非番の警察官からタイアナオが銃撃を受けたと知らされた。現場では、タイアナオが青いピックアップトラックのそばで仰向けに倒れており、白いシャツには血液と思われる赤い液体が染み、地面に流れていたと報告されている。

ロメロは当初、タイアナオに心肺蘇生（CPR）を試みていましたが、警察が近づくと手を挙げ、「私です、警官。私が撃ちました」と自白。さらに、タイアナオのそばにあった黒い拳銃が自分のものであることも認めた。ロメロが逮捕された際、現場にいた女性は「どうして撃つ必要があったの？」と叫んでいたとされている。

監視カメラの映像では、ロメロが車で現場に到着し、誰かを探すように歩き回った後、青いトラックにいるタイアナオと女性を見つける様子が映っていたと報告されている。

証人の一人は5発の銃声を聞いたと述べ、警察官はタイアナオの胸に3つの銃創を確認。しかし、病院では医師がタイアナオの身体に10発の銃創があったことを確認し、午後10時43分に死亡が宣告された。ロメロは午後11時9分ごろに逮捕され、ハガニャ拘置所に収監された。

水曜朝、ダグラス・モイラン司法長官はロメロが殺人罪で起訴されたことを確認し、事件は「家庭内の問題に起因しているようだ」と述べた。ロメロはその後、Zoomを通じてグアム高等裁判所に初出廷しましたが、収入が基準を超えているとして公選弁護人の無料提供対象から外れたため、審問は翌木曜日に延期された。ロメロは私選弁護士デイビッド・ルジャン氏が出廷する予定であると述べた。

事件の直後、現場にいた複数の目撃者がロス・ドレス・フォー・レス前の駐車場に遺体があり、銃撃犯がいたことを地元メディアに伝えた。買い物客たちはロックダウン状態で店内に閉じ込められ、警察が到着するまで出入りが禁止されていた。現場にいた目撃者の一人は、「負傷者の遺体が自分の車のすぐ前に横たわっていた」と述べ、別の女性が泣き叫びながら車へ走っていく様子も目撃されたと語った。

「普通の人がショッピングモールで遺体を見るなんて想像もしない。彼女は一瞬見ただけでも相当なトラウマを抱えたに違いない」と証言。また、事件の様子を捉えた2本のビデオがSNSで拡散されている。

1本目の映像では、青いトラックと白い車の間で、男性がトラックの運転席側のドアを開けると、運転席にいた人物が地面に倒れ、女性が叫びながら現場に駆け寄る様子が確認された。別角度から撮影された2本目の映像では、ロメロと思われる男性が血まみれのシャツを着たタイアナオのそばに立っている様子が映された。

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２日に渡り観光客も訪れる施設でのニュースとなりました。GPOのケースは個人的な問題のようですが、どんな弾みで関係のない人まで巻き込まれるかわからないので、勘弁してほしいですね。現地学校は夏休みに入っているので夜10時台であれば、若い学生や家族連れが行き交うこともあるかもしれません。

そして昨夜のマイクロイネシアモールとニッコーホテルの爆破予告騒ぎ。この手のニュースは何年かに一度聞きますが、犯人を見つけたという話は聞いたことがないような.......。多くの人に迷惑をかける行為であり、脅迫罪になると思うのですが.......どうなんでしょう。